電力会社で出世・昇進するには?大卒と高卒の違い、実力主義?花形部門はあるのか?
電力会社で出世したいならば、まず大卒以上で入社をしないといけません。
まれに数年に一度、高卒でも本店の部長などになる人もいますが、基本的にはそのようなことはありません。
やはり文系では大卒以上、理系では大学院卒以上が望ましいです。
では、大卒以上などで入社した後は、実力主義なのでしょうか?
電力会社の出世は実力主義なの?
答えは、NOです。
例えば、文系であれば、難関資格の取得や語学力などを磨いて出世をしようとしても、ほとんど評価されません。
それよりも、出世しやすい部門に身を置き、社内の飲み会やゴルフ、麻雀などに、すべて断らずに参加し、上からの指示についてはNoとは言わないことが出世に直結します。
また、学歴も高いにこしたことはありません。
地方電力会社であれば、その地方の旧帝大の学歴が一つの基準とされる傾向が強いです。
理系では、さらに飲み会の重要性は高まります。
理系は文系より上下関係が厳しい体育会的な職場が多いため、飲み会を断れば、出世の道は閉ざされたも同然です。
飲み会の断りは、上司への反逆とみなされます。
といっても、最近の若手は断る勇気ある人が増えてきていますので、今後良い方向に進めばいいですが。
私の知人は、何度か断ったので、本店から非常に遠い田舎に左遷食らいました。
電力会社の昇進基準の異常性
多くの企業が、業務に必要な最低限の資格や英語力(例えば、TOEIC730以上を課長の条件にするなど)を昇進の条件にしていますが、電力会社ではこのような基準を聞いたことがありません。
私がいた会社でもありませんでした。
このため、現場たたき上げで、英語はおろか、日本語力さえ問題ありの高卒社員が、出世しやすい営業系部門ですいすいと上がっていたことも見られました。
また、大卒であっても、英語力がある大卒は少ないので、英語を昇進基準の一つにはしていないのでしょう。
だって、人事チームの社員なども、資格を持っていたり、英語を喋れる人は皆無なのだから、そういうのが課されれば自分たちの首を絞めることになりますからね。
外の世界が大きく変わってきている中、電力会社の人事チームは、アンテナを高く仕事をしていません。
私がいた会社では、お手盛り人事とでもいうのでしょうか、人事チームに所属している人は、大体同期の出世コースの第一陣におりました。
あと、企画なんかも早いです。
ただ、彼らのすべてが優秀というわけでもなく、中には世渡りだけうまくひどい知能レベルでプライドだけは高い人間もいますが、出世だけは早いため、会社を混乱に陥れることもあります。
電力会社の人事や企画、送電は、外の世界をあまり知らず、視野が狭い人間が多い状況にありますが、彼らは役得で早く出世をします。
そういう人がどんどん偉くなり役員になっても、会社がよくなるわけはなく、ジリ貧です。
ジリ貧で済めばいいですが、会社は加速度的に沈んでいってしまうでしょう。
同じく、送電や配電など、その分野の知識はあるが、逆にそれ以外は知らないような人が、経営層になったりもします。
私のいた会社では、新規事業の出資などしたことがないのに、未経験の技術系役員や、総務系役員などがその責任者になっていました。
当然、意味不明な質問ばかりしてくるので、稟議を準備する側は大変です。
また、電力会社特有の、稟議にものすごく時間がかかる特徴がありますが、これに拍車をかけ、意味のないQAを大量に作る羽目になります。
モチベーションも続きません。
挙句の果てに、浅はかな知識に基づいた、最悪な計画変更の指示などもきて、事業はボロボロになります。
電力会社の株価を見れば経営の力が分かる
私が入社したころ、株価は2000~2500円程度だったと思います。
その後、2011年の震災を経て、今では800円から1000円などです。
3分の1くらいに下がっています。大損です。
私は新入社員の頃から、自社の株を買わされていましたが、本当に大損をしました。
でも、今となれば、電力会社の体質を見ればこの結果は必然だったと確認します。
電力会社の経営層には、特定の出世しやすい部門の中から、外部世界のことを知らない経営能力がない人が上がっていく仕組みになっていますので、株価が上がる要素なんて皆無です。
絶対に株を買わない方がいいです。
経営ビジョンでは、非常にかっこいい姿を描いていますが、絶対にあの通りにはならないと、長年勤めてよくわかりました。
おそらく、10年前に描いたビジョンが、今その通りになっているかといえば、なっていない電力会社がほとんどだと思います。
ビジョンだけは描くが、達成しようなんて思っていないのだと思います。
あと、私がいた会社では、最近ニュースでもよく上がる洋上風力発電などの再生可能エネルギーや水素事業の導入なども、ビジョンに描いています。
ただ、中にいたものとして言わせてもらうと、再生可能エネルギーや水素事業なんて、本気でやろうなんて思ってはいません。
実務経験がある人は、経営層の中にもまずいません。
それなのにビジョンとして描くのは、やはり株価対策のためでしょう。
中にいて感じたことは、これだけ世の中が大きく変わっていていますが、それでも火力発電や原子力発電こそが、電力供給の主役であるべきだとの考えに固執する人ばかりです。
再生可能エネルギーなんて、軽くやればいいだけであって、間違っても本腰を入れてやる気は全くないというのが大半の電力会社です。
ただ、最近は東京電力や中部電力、JERAなどは、ある程度の本気を感じます。
一方で、それ以外の電力会社は、おそらく本気でやる気はないのではないように見えます。
ここでも、電力会社の経営層の、世の中の流れを感じ取る力の欠如を感じます。
基本的に役員になるのは、企画や送電、人事など同じ部門出身者が多いため、同じような世間の動きに鈍感で無頓着な会社人生を送ってきた人がまた役員になる以上、もう成長は厳しいと思われます。
社員が以前よりも退職していく状況は、将来を悲観してのことなのでしょう。
高配当の電力株の今後はどうなる?将来は上昇?下落?経営者は無能?抱える問題とは?
電力会社の株価は、2011年の震災後に大きく下落しました。
その後は、しばらく配当停止期間が続きましたが、現在は高配当銘柄として復活しています。
震災前のような水準までにはなっていませんが、現在の株価に対する配当率としては悪くないと思う人も少なくないと思います。
多くの人は、配当以外にも、株自体の上昇について気になるところだと思います。
「今後は電気自動車の時代。電力会社の活躍の場は広がるに違いない!」「電力会社は再生可能エネルギーや海外事業、情報通信事業や不動産事業など様々に手掛けているため、収益力向上が期待できるに違いない」など、様々な期待を持って購入する人もいると思います。
そんなみなさんに、私は「早まるのは待ってください!」と言いたい。
今回はそんなことをつづってみます。
電力株の将来は引き続き暗いと思う理由
(1)電力自由化の影響
電力自由化が開始され、電力会社の需要は新電力に相当割合を奪われることになりました。
現在は、ウクライナ情勢による燃料価格高騰で、新電力は窮地を迎えていますが、これも一過性のものであるでしょうから、早晩復活するでしょう。
そうなると、再び新電力の攻勢にさらされ、経営体力が削られます。
では、今はいいのか?といったら、そんなことはありません。
多くの電力会社は、原子力をフル稼働することができていませんので、コストの高い老朽火力発電所を使用しなければなりません。
発電すればするほど赤字です。
おそらく2022年度は、多くの電力会社がかなりの赤字決算となると思います。
どっちに転んでも暗いのが、電力会社です。
(2)電気事業以外のことは全く分からない外部情勢に疎い素人による経営
電力会社には、経営、火力発電、原子力発電、送電、配電、営業、経理、人事、労務、資材、総務、法務、広報、燃料、用地買収、海外事業、再エネ事業、不動産事業、情報通信事業などなど様々な事業があります。
しかし、経営層になるのは、それぞれの部門のことしかわからない、外部のことは全くの無知の、非常に視野が狭い人たちが偉くなります。
本来、経営層というのは、世の中の動きを分かっていて、大局的な視点を持つ人材でなければなりませんが、電力会社の場合は違います。
送電なら送電、配電なら配電と、その分野のこと以外は全く分からない人たちが、経営層にずりあがっていきます。
視野を広げるためMBA留学の制度もありますが、戻ってきて生かされることはまずありません。
生かしたくても、電力会社には生かす場所もありませんから、志の高いMBAホルダーであればあるほど、会社を去っていきます。
(3)優秀な社員のやる気の低下
電力会社は、昔から存在する部門の力が強い傾向にあります。
企画はもちろん、送電、人事、労務、総務、広報などなど、昔からある部門は、ポストも多く、昇進もしやすいです。
一方で、最近の若手は、そのような仕事よりも、再エネ事業、海外事業、不動産事業などの新規事業をやりたがる人が増えています。
しかし、これらの仕事は、電力会社にとっては亜流です。
優秀な社員が希望し、念願かなって収益を生み出す仕事に配属されたとしても、昇進に恵まれないことも多くなり、最後はやる気を失います。
やっている仕事はストレスはたまるが専門知識も得られて面白い、電力会社という看板をもって様々な相手と大きな交渉ができる、外部の優秀な人と仕事をすることで成長を感じられる、と最初の数年はやりがいを感じることもありますが、
かなりの業務量なので土日祝日も家で勉強をしないと業務が回らない、社外で起こっている外部情勢のことを勉強しなければ仕事が回らないが時間がなさすぎる、語学力や専門知識も必要になるのでその対応もかなり大変、そのくせに出世するのはポストが多い昔からある管理部門で自分はいつまで経っても昇進に恵まれない・・・。
先輩を見ても、暗い将来しか描けない・・・。
管理部門などは、仕事内容は極めて単純で誰でもできるようなもの、休みもとりやすいのに、出世面でもかなり優遇。
特に私の会社では人事部門が、自分たちへのお手盛り人事で、どの部門にも先駆けて昇進していくことが横行していました。
一方、「会社を強くしてやる!」とやる気に満ち溢れた人たちの新規事業の職場であるはずが、どんどんモチベーションが下がり、最後は完全にやる気を失う社員ばかりになります。
そして、会社の体制に絶望をし、離職をする人もこれらの部門からは多いです。
他部門の高卒よりも、昇進が遅れるような人もちらほら出ますので、たまったもんじゃありません。
電気事業本体が上述の通り今後も厳しい状況になるのは間違いないのに、出世するのは利益を生まない管理部門ばかりとなれば、本当にやる気を失います。
銀行も、このような状況だと聞きますね。(さすがに高卒よりも出世が遅れることはありませんが)
(4)国による影響を大きく受ける業界
電力会社は、原子力発電と切っても切り離せません。
原子力発電を動かせば収益は一気に改善しますが、動かせなければ東京電力のように、いつまでたっても収益向上が見通せない状況となります。
日本の政治家は、原子力を語れば当選に不利になるので、語ろうとしません。
そして、原子力規制委員会が、対策に何兆円もかかる異常なほどの安全対策を求めたとしても、すべて電力会社に丸投げされます。
何兆円もかけて投資をしても、おそらく大地震が起これば、なんの法令の根拠もなしに、すぐに稼働停止を国(政治家)は求めてくるでしょう。
このように、原子力と国は切っても切り離せません。
原子力をしっかり真正面から語れるまともな政治家が少ないことから、この原子力リスクを今後も電力会社は抱えていくことになります。
当然、立憲民主党のような党が政権を取れば、電力株は著しく暴落することになるでしょう。
(5)行き過ぎた女性優遇
電力会社は男性ばかりの職場でしたが、ここ10年くらいは女性社員もかなり増えてきています。
そして、国の女性管理職目標達成のために、女性はものすごく出世がしやすくなっています。
男性より2年くらい早く出世することもざらです。
優秀な女性ならそれでもいいのですが、仕事より子育てや家事優先、仕事が途中でもほったらかして帰宅する、遠くの転勤は断固拒否し男性社員を代わりに転勤させる、、、こんな女性優遇が横行しています。
正直、ふざけんなといった感じでした。
会社がこれほどまで弱体化しているのに、女性優遇を続ける余裕がどこになるのか。
ますます会社が弱くなっていくのは、目に見えています。
いうまでもありません。
以上の理由から、電力株が以前のような2000円、3000円などの水準に戻ることはないと断言します。
絶対に買わない方がいいと思います。
私は、新入社員の頃から会社の株式を買いましたが、数百万円損をしました。
それがあれば、私の薄くなったカッパ頭の頭頂部をリーブ21でカバーできたのにと思うと、悔やまれてなりません。
電力会社の経営能力の比較。株価は経営者の実力の反映?
長年電力会社に身を置いた者として、各電力会社の経営能力について感じたことを書いていきたいと思います。
この辺りは、2011年3月の震災以降の株価にもかなり反映されていると思います。
2010年夏頃の株価と、6/19現在の株価の比較もしてみます。
【東京電力】
・2450円 → 475円
・震災後、重い賠償責任が足かせになっています。一方で、原子力の再稼働はいまだ見通すことができず、将来的にも暗いです。これが株価に如実に表れていると思います。
・国内に再生可能エネルギーの会社や、JERAを中部電力と設立し、国内外で火力発電、最近では洋上風力発電にも注力するなど、取り組みとしては先進的なこともやっています。
・ただ、賠償責任があまりに重く、また、原子力再稼働を東京電力の名の下で行うのは基本的には実現しないと思われますので、将来も極めて厳しいと考えます。就職は、お勧めしません。
【中部電力】
・2220円 → 1289円
・株価は下がったといっても、東京電力の事故の影響を間接的に受けた電力会社の中では、もっとも影響が小さいです。
・私は、中部電力は電力会社の中で最も経営能力が高いと考えており、震災後の値上げ対応、東電とのJERAの設立、三菱商事とのENECO買収など、本業の国内電気事業以外に、うまくリスクを取りながら、収益を拡大しています。
・JERAを東電と設立することで、中央のパイプも獲得し、非常にしたたかだと思います。
・海外事業などの新しい収益事業も、一気に加速しており、選択と集中がうまくできています。新聞の切り抜きですが、「中部電力は海外での事業展開を加速する。同社は昨秋策定の「中部電力グループ経営ビジョン2.0」で2021~30年度にグローバル事業で総額4千億円の戦略的投資を打ち出したが、そのほとんどを脱炭素関連へ振り向ける。」と、海外事業にも注力をしており、年間200億円の利益は得る予定とのこと。
・リスクとしては、南海トラフの影響を受ける浜岡原発の立地でしょうか。もしここで大事故が起きたらかなり壊滅的な状況にはなりますが、その可能性は高くはないでしょうし、電力業界を目指すなら、非常にお勧めの会社だと考えます。
【関西電力】
・2100円 → 1289円
・中部電力に次いで、経営能力が高いと感じます。
・震災後は、きちがい民主党政権の下でなかなか電気料金を上げられる状況にありませんでしたが、原子力発電が稼働したらすぐに料金を下げるという条件で、電気料金を2回値上げすることに成功しています。
・蓄電池事業や、海外発電事業も順調のようで、特に再生可能エネルギーは国内外で2040年までに1兆円投資すると発表しています。火力や原子力が主役の電力会社にとって、このような発表をするというのはかなり踏み込んだものであり、また、そうしなければ生き残れないという経営の先見性があるのだと思います。
・今は石油会社も生き残りをかけて同じような動きをしていますので、おそらくこのような動きは今後も加速してくと思われますが、その動きを先どった、賢明な選択だと思います。
・電力会社に就職したいのならば、中部電力に次いで、2番目にお勧めの会社です。
【中国電力】
・1850円 → 835円
・昔から火力発電の比重が大きい会社です。このため、原子力の事故の影響は、比重が大きい関西電力や九州電力に比べて軽微なものでありました。これが、九州電力よりも株価下落率が小さいことの要因の一つでしょう。
・中国電力も、海外事業に注力しており、着実に収益を向上させています。
・ただ、原子力比率が低いというのが吉と出るか凶と出るかはわかりません。本格的に原子力が使えるようになれば、関西や九州のような比率が高い会社は電気料金を大きく下げることができますし、一方、また大震災が起きれば、比率が低い中国電力のような会社はかなり優位になります。
・電力業界を志望するなら、相対的に良い会社だと思います。
【九州電力】
・2000円 → 835円。
・関西電力と同じく、原子力比率の高い会社ですが、震災後株価は関西電力よりも大きく落ち込んでおり、収益性の低さが課題かと思います。
・九州電力は、ほかの電力会社と異なり、震災後に電気料金を1回しか上げることができず、しかも関西電力のように「原子力が稼働したらすぐに下げる」とせず、稼働予定日は●月なので●月になったら下げる、というような申請をし、結果、稼働は大きく延期し、収益は大きく棄損されたと聞きます。
・電力会社にとって、電気料金の適正な率での値上げというのは死活問題ですが、明らかに失敗しており、それが改善されるどころか放置されています。つまり、収益率は他の電力よりも低いままです。個人的に、今の株価は高すぎですし、もっと下がっても不思議ではありません。
・また、中部電力や関西電力は、再生可能エネルギーや海外発電ビジネスなどの成長事業の部門を大きくし、人事や総務・広報などのスタッフ部門を大きくならないように「室」や「部」扱いなどにしていますが、九州電力は逆であり、人事労務などのスタッフ部門で一つの「本部」を作っているなど他社に比べてコスト意識がかなり低いと思われます。一方で、再生可能エネルギーや海外事業などの成長事業は、組織上、本部よりもかなり小さく位置付けているようなので、今後もあまり期待できないと思われます。
【沖縄電力】
・1350円 → 1247円
・原子力を保有していないことから、原子力事故の影響を全く受けずに存在できているので、株価の変動もほとんどありません。
・基本的には、沖縄という地理的特性で守られているだけであり、経営が優れているためこの結果になっているというわけではないでしょう。
・全電力合同会議で、沖縄電力の方と仕事をすることもありましたが、正直、ずば抜けてレベルが低い社員数人でした。もしかして個人の問題なのかもしれませんが、非常におっとりしており、知識レベルが低く、会議に貢献しようという熱意もなく、本州の電力会社とはかなりレベルの差を感じました。
・火力発電の比率が異常に高く、今後の燃料高や環境配慮を考えると、ほかの会社が洋上風力発電などで攻め込んだ時に、新規事業も持っていない中、どれほど耐えられるのかというところでしょう。おそらく攻め込まれたらひとたまりもないと思います。ということで、どうしても沖縄!といういう人以外には、就職はあまりお勧めしません。
以上、私の一押しは中部電力で、次に関西電力、といったところです。
電力会社の就職・転職に向く人向かない人(就活時の適性)
どんな人が電力会社に向くのでしょうか。
長年電力会社に身を置いた者として、どのような特徴がある人が出世しやすい傾向にあるのかも踏まえてつづってみたいと思います。
【電力会社に向く人】
・厳しい上下関係に耐えられる人(特に送電、配電などの技術系)
・地味でこつこつと仕事をすることをいとわない人
・飲み会やゴルフが大好きまたは嫌がらずにやっていける
・上司を立てるのが得意な人
・個人としての成長はなくても良く、会社のために意味のないくそみたいな資料を大量に夜中まで作ることをいとわない人
【電力会社に向かない人】
・向上心が強い人
・華々しい仕事がしたい人
・実力主義が好ましいと考える人
電力会社は、以前ほどではないにしても、上下関係が厳しい職場が多いです。
ただ、特に送電系、配電系の上下関係の厳しさは今も健在だと思います。
これらの仕事は、人の生命に直結するため、少しの気のゆるみも許すことはできず、そのため部下には常日頃から厳しさを持って対応するのがカルチャーとして残っています。
火力系や土木系、事務系などは、送電系などに比べれば、厳しくはないと思いますが、それでも世間一般的に見たら厳しい方でしょう。