電力会社元社員のニコニコブログ

電力会社に20年以上勤務し退職。電力会社の良い面、悪い面をつづっていきたいと思います。主な読者想定は、電力会社株主、就職活動中の学生さんかな。

電力会社の就職・転職に向く人向かない人(就活時の適性)

どんな人が電力会社に向くのでしょうか。

長年電力会社に身を置いた者として、どのような特徴がある人が出世しやすい傾向にあるのかも踏まえてつづってみたいと思います。

 

【電力会社に向く人】

・厳しい上下関係に耐えられる人(特に送電、配電などの技術系)

・地味でこつこつと仕事をすることをいとわない人

・飲み会やゴルフが大好きまたは嫌がらずにやっていける

・上司を立てるのが得意な人

・個人としての成長はなくても良く、会社のために意味のないくそみたいな資料を大量に夜中まで作ることをいとわない人

 

【電力会社に向かない人】

・向上心が強い人

・華々しい仕事がしたい人

実力主義が好ましいと考える人

 

電力会社は、以前ほどではないにしても、上下関係が厳しい職場が多いです。

ただ、特に送電系、配電系の上下関係の厳しさは今も健在だと思います。

これらの仕事は、人の生命に直結するため、少しの気のゆるみも許すことはできず、そのため部下には常日頃から厳しさを持って対応するのがカルチャーとして残っています。

火力系や土木系、事務系などは、送電系などに比べれば、厳しくはないと思いますが、それでも世間一般的に見たら厳しい方でしょう。